ストライカーの宝庫であるアルゼンチン

ストライカーといえば南米というイメージが強いですが、アルゼンチンは個性あふれるストライカーの宝庫と言えます。

代表的なのが「ディエゴ・マラドーナ」が挙げられます。当時リーグ優勝経験のなかったナポリを優勝に導き、1986年のW杯メキシコ大会では中心選手として優勝へ導くとともに、W杯の歴史を振り返ると時に外すことのできないエピソードを残しています。

派手にフェイントを多用するというわけではありませんが、アルゼンチンのストライカーは細かいボールタッチによって緩急を使い分けるというスタイルが特徴になります。コースを変え、縦に抜けることを得意とする選手が多いのです。

特にこの細かいボールタッチが得意なのが「リオネル・メッシ」が挙げられます。バルセロナのカンテラ出身の彼は、もともとは右サイドのウィンガーとして活躍していましたが、監督の意向でセンターへポジションを移すとその柔軟な思考と適応力でドリブラー、パサー、ストライカーとして活躍し始めたのです。

アルゼンチン代表は世界屈指の豪華さを誇るチームですので、メンバー入り争いは当然熾烈です。ストライカーも当然多く、若手も技術力が高いため今後とも見逃せないチームと言えます。